今週はとってもアタマが疲れています…。

水曜日から金曜日、千葉に出向いて「車両検査」の研修を受けてきました。
「中古車査定士」の資格はこの業界にはいったばかりの時に取得したのですが今回は「査定」ではなく「検査」、対象のクルマに修復歴があるかないかを判別できる目利きの勉強です。

当店にいらっしゃるお客様にも「この中古車、事故車じゃないよね?」なんて訊かれることがよくありますが、一瞬答えに窮してしまいます。それはお客様が事故車の定義をどのようにされているかがわからないからです。「飛び石でガラスにひびがはいって交換」「ほかの車にぶつけられてドア交換」「雪にのりあげてフロントバンパーを交換」。お客様にとってはこれらも事故を経験した車ということで「事故車」かもしれませんが、我々の業界でいう事故車とは違います。

一般的に使われている事故車という言葉は我々の業界では使わずにより厳密に「修復歴車」といいます。
「過去に交通事故、その他災害により骨格に当たる部位を損傷し、修正あるいは部品交換により修復したものをいう。また流通過程での未修復の現状車も同様の判定基準を適用する」(NAK修復歴基準より)
フロントガラス、ドア、バンパー等は骨格にあたりませんので何回取り替えても修復歴車とはなりません。

今回私が受けた研修は実際の修復歴車を判定するためのスキルを身につけるものでした。いままですでにそのスキルを身につけた方々が短いときは5分程度で修復歴あるなしを判定するのをみて、なぜこんな短時間でそのようなことが可能なのだろうといぶかしく思っていましたが、今回の研修で謎が解けました。

検査対象の車両が製造工場から出荷された新車時と違いがあるかどうかをもとに判定するのですが、教わることがが目からウロコの連続。ただ目からウロコがでるのはよいとしても、アタマから煙もでました。なにせ過去には5日の日程だった研修を2日間に短縮し、ものすごいスピードで進んでいく研修。知識はなんとか詰め込んでいけましたが、目利きの部分の成長がどうしても追いつかない…。
とにかく身につまされたのは教科書を読んで理解する能力なんてもってて当たり前だが五感を研ぎ澄ませて見えるものを判断する動物的な感覚がどうも自分は人よりも少し劣っているのでないかと…。

ただ自己否定ばっかりもしてられないのでこれからはいままでと違った角度で自分が扱う商品を毎日見ようと決めました。新品を見る、中古品を見る。その違いを知る。そしてお客様により両者のメリット、デメリットを正確にご説明差し上げられるようになる。四十路からの新たなスタートです!

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著者

山崎代表取締役
山崎代表取締役Twitter:@https://twitter.com/suzukiworks132
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